高齢の親が病気や怪我で入院して、症状が安定して落ち着いてきたからといって安心してはいけません。
なぜなら症状が安定して落ち着いてきたら急に病院から退院を迫られることがあるからです。

そこで知っておいて欲しいのは
病院には種類があって、その役割や入院期間などで違いがある
ことです。
予めこのことを理解していると
「急に病院から退院を迫られるなんて思わなかったので慌てた!」
ということがなくなります。

病院から退院を迫られる?のは病院に種類があるから

入院した病院にも種類をご存知ですか?
入院できるベッドがある病院には
急性期病院
特定機能病院
リハビリ病院
療養型病院
があります。

急性期病院

病院の中で最も多いのがこの「急性期病院」です。
地域の重篤な症状や緊急搬送された患者の治療をに担っています。
国の医療費の切迫状況から年々入院期間が短くなってきており、平均在院期間は18日程度です。
国としても早期退院を促しているのです。

特定機能病院

急性期病院の中でも、特に行動な先進医療を提供するところを「特定機能病院」と呼びます。
国立がんセンター中央病院
大学附属病院
などが該当します。

回復期リハビリテーション病院

脳梗塞などの脳血管疾患や骨折などの治療を急性期病院で終えた後、自宅に帰ることを目的鵜とhしてリハビリテーションを集中的に行うための病院が
「回復期リハビリテーション病院」
です。
※同じ病院内に棟が異なって設置されていることもあります。
対象となる疾患や入院できる時期、入院期間が決まっています。

療養型病院

療養型病院では、慢性の病気による長期療養を引き受けています。
症状の重い急性期の地れ用を終えた後でも医師の病状の管理が必要な患者が対象です。

療養型病院でも
・医療療養病床(医療保険で対応)
・介護療養病床(介護保険で対応)
があります。

対応するのが医療保険か?介護保険?で利用方法や入院費などが異なります。

退院を迫られたら紹介状や特別料金のことも聞いておく

転院する場合はその先の病院によって、受付で他の医療機関からの紹介状の有無を尋ねられることもあります。
紹介状(診療情報提供書)は病状や検査結果、治療経過などが記載された書類です。
かかりつけ医が専門的な検査や治療が必要だと判断した場合や患者が他の医療機関にセカンドオピニオンを求めたい場合にも作成されます。

特に紹介状の有無で相手先の医師の態度が変わることはありませんが、今までの症状や治療経緯などがわかることでよりスムーズな診察が受けられます。

紹介状がないと診察が受けられない病院もある


特殊な病院の中には
紹介状がないと受信できない病院
というのもあります。

またベッド数が200床以上の病院ではこの紹介状がないと特別料金を請求するところもあります。

紹介状の作成料金は病院によって異なりますが概ね5000円程度のかかることもあります。

病院から退院を迫られても慌てないために

病院で入院できる期間には基本的に期限があることを予め知っておきましょう。
国としても社会保障費増大を押さえる観点からどんどん早期退院を促すようにしています。

ですから、入院した親の症状が安定してきたらすぐに次のこと(自宅に帰る・転院・老人ホーム)も頭に入れて対策を考えておく必要があります。